賃貸アパートの現地下見
賃貸物件の中で木造で建てられた2階建て以下の集合住宅のことをアパートと言います。「○○ハイツ」や「○○コーポ」なども、正確には賃貸アパートに含まれます。賃貸アパートを借りるときには、現地下見はとても大事です。賃貸サイトには対象物件の外観や部屋の中の写真を何枚も掲載していることもありますが、写真だけ見て勝手にイメージを固めてしまうのは危険です。実際にアパートの部屋に行ってみると、「写真で見た感じとイメージが違う」というのはよくあることです。そのため、気になるアパートが見つかったら、まずは不動産会社に連絡をして、現地下見をすることが大切です。そして部屋の広さ、日当たり具合、窓やドアのたてつけ、窓からの眺め、隣りの部屋との壁の薄さ、設備関係などを細かくチェックしていきます。洗濯機置き場の位置や、蛇口やシャワーからの水の出具合(勢い)なども重要なチェック箇所です。家賃が安いアパートだとあまりに老朽化が進んでいて、冬は隙間風で寒くて余計に暖房代がかかったりします。また、住んでいる住民のチェックも大切です。アパートは壁が薄いので隣人トラブルになりやすい物件です。下見のときに不動産会社の担当者に聞けば、隣りにどんな人が住んでいるのかを教えてくれます。